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楽しく生きていく

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男しか行けない場所に女が行って来ました(感想)

昨日と打って変わって、軽~い本です。昨日のリー・クアンユー回顧録【上】は読むのに一か月かかったけど、今日のは2日くらい。感想も軽~く行きたいと思います。

男しか行けない場所に女が行って来ました 田房 永子

  

どこかで「母がしんどい」の書評を読んだ際に同じ著者のこの本を目にして覚えていた。20代の頃エロ本出版社で働いていた著者が、男の風俗や欲望を見て感じた事を書いた本。

中島らもみうらじゅんのエッセイのように、短いエピソードと下手くそだが笑える絵で構成されている。(女目線で書いているので、ある意味対極かも)。

面白かった箇所の大半はGoogle先生にひっかかりそうなので、ちょっと真面目な感想中心になってしまいます。

 

なんだろう。

 

さまざまな風俗について取材し、筆者は男性向けの〇〇喫茶や〇〇パブの不自然なシチュエーションを笑ったり、驚いたりする。

 

しかし、清潔でバラエティに富んだサービスが手に入り、人によっては同僚や取引先と堂々と行く場所として利用されている事について、

「なんで男だけあるの?ズルい!女はやりたい時に安全にやれる場所なんてない」と怒り、「女にもこんなサービスあったらいいのに。」と妄想(挿絵が楽しい)。

 

また「男はどうして『男は浮気する生き物。それくらい普通のこと』と言えて、それを我慢するのが賢い女とされているの?」とモヤモヤする。

つまり、男性の性欲は堂々と出して良くて、

それを解消するサービスが沢山存在して、

世の奥さんや彼女はそれを正面から怒って良い風潮にない。(個人差はあるかもしれないが、素人女性との1回の浮気が離婚理由になっても、風俗1回ではならないと考える人が一定数いるように思える。)

 

一方、筆者は「女性の性欲なんてないか、『見せると危ない目に会うから隠すもの』とされて来た」と言い、

「昔から、ドラえもんでも、戦隊ものでも、女の子は『見守るキャラ兼お色気要素兼しっかり者キャラ』だった」という。

確かに、漫画のワンピースでも七つの大罪でもそうだ。

#ちょっと話がそれるが、「七つの大罪」を一巻だけ読んだが、主人公があれほど好き放題にヒロインの(メイド服姿の)女の子の体をさわり、女の子は恥ずかしがるだけで怒りもしないというのは、かなり病んでいると思う。

 

私は女なので、筆者の苛立ちにいちいち頷いてしまった。

そうだよねえ。性欲があるのと、自分が妻や彼女にされたら一番嫌なことを実行するのとは、別だと思うんだけど。

でも、こんなに沢山の一方的価値観やサービスが溢れていて。(女性向けも同じくらい普及してたら良いのか・・な?)

自分の息子が、将来奥さんや彼女がいるのに平気で風俗に行く人になったら嫌だと思いつつ、どういう教育が良いのかはよくわからない。

ともあれ、将来のパートナーがこのテーマに関しては何を嫌がり、哀しみ、心を閉ざすかは、私の方がわかっていると思うので、パートナーを大切にするように、教えて行きたい。